2016年2月10日水曜日

CBS Radio Mystery Theater  [Code Word, Caprice]

第百二十四話

メモの日時;1983年9月19日(月)
タイトル: [ Code Word, Caprice]
Episode;1348

大型長距離トラックのドライバーであるトム・テリーのもとに電話。"逮捕に抵抗しないように。そうすれば5000ドル渡す"と告げて電話が切れる。何のことかわからず当惑するトムは会社のボスの秘書であるダル・イベットの家を訪問。
(何故彼女の家をおとずれたのか、二人の関係はなど、よくわからないのだが)トムは初めて彼女の家を訪れたようで、その豪華な住まいに驚く様子。彼女はボスであるトム・クラークによくしてもらっている、と取り繕う。(それはそれとして、)トムは彼女に不思議な電話のことを告げる。そして電話の事をボスに伝えて欲しいと伝言し 、シカゴ往復の仕事に向かう。
16輪の大型トラックを進めていると、突然パトカーに停止を命ぜられ、そのまま拘束され、トラックは荷物ごとハイジャックされる。オフィスでこのニュースを聞いたボスのトム・クラークとそのアシスタントのアラン・ハーパー。大型トラックハイジャックはこれで2度目。最初にハイジャックされたドライバーのマークは怪我をして入院中。ドライバーは無事と聞いたボスのトム・クラークはドライバーのトム・テリーに疑いを抱く。
オフィスに戻ったトムは電話の事、そしてその電話の主が英語圏ではない話し方をする人物であることなどを説明し、嫌疑を晴らしていく。また、抵抗しないで手に入れた5000ドルをボスに戻す。依頼したにもかかわらず、ボスの秘書は電話の事を伝えていなかった。ボスもアランも、そして担当のモラン警部もトムの無実を信じるが、大型トラックの配車状況を把握しているハイジャッカーには会社内に情報提供者がいるとの結論を出す。
ここからは情報提供者の洗い出しのプロット。アラン・ハーパーがとモラン警部が中心となって事を進める。プロットは、アラン・ハーパーはフロリダのパームビーチの休暇に行く、ということにして、その実はシカゴに向けて大型トラックを運転。車には位置を示す装置をつけて警察がそのシグナルを追っかけ、ハイジャックされたトラックの場所を特定しよう、というもの。
ボスは秘書のダル・イベットにパームビーチへの飛行機の手配を指示。しかし、トムの口から、実際はトラックに乗ってシカゴ、そしてニューヨークに向かう、といったニュアンスの発言をさす。アランはトムに依頼された電話のことを伝えず、彼に疑いをいだかせるような行動をとったボスの秘書を内部通報者と感じ取っていたようである。
彼女はハイジャック仲間に連絡。外国語訛りの男トーコは彼女の通報に従い首尾を整えハイジャック。事は計画通りすすむが、ボスの秘書には偽の情報を流す。彼女はトーコに連絡。その通話はすべて警察によってモニターされており、ボストンとトムが彼女のもとに向かい一件落着。
一方、モラン警部とアランはハイジャックされた大型トラックが積み込まれている船にむかう。船長に証拠は挙がっていると伝え、乗船しているトーコのいる船室に案内させる。そこで逃げられないとナイフで抵抗するトーコに刑事が腕に銃弾、船長にはアランが頭を殴り二人を捕らえ、一件落着。
ハイジャックしたトラックとその荷はカリブ海の国に売り飛ばそうとしていたわけである。
(と、ここで終わりたいのだけど、最後の最後が聞き取れず、論理的には間尺に合わない話ではあるが、アランがすべて黒幕であるようなトーンも感じる。荷物の内容売るには価値ありそうなものだが、今ひとつ聞き取れなかった。)


注;メモの日時;1983年9月16日(金)放送の第百二十三話、Bottom of the Worldは再放送のため省略。

0 件のコメント:

コメントを投稿