2016年2月8日月曜日

CBS Radio Mystery Theater  [If Mischief Follow]

第百二十一話

メモの日時;1983年9月14日(水)
タイトル: [ A Question of Identity]
Episode;0551

結婚を2週間後に控えた女医マリアン・グレッグのもとに、5年前に自動車事故で亡くなったはずの夫が突然現れる。彼の話によれば、金に困り借金取りに追われていたので、同乗していた友人を身代わりにして逃亡をはかり、彼女の父親にも相談し実行したのだが、その父親も亡くなり、一人息子のスティビーにも会いたいし、また自分が重傷で歩く事もできず、面倒をみてくれる人が必要ということで戻ってきた、と言う。
マリアンは翌日再婚予定の医師ブライアン・ダグラスに会い、結婚ができなくなったと話していると、元夫から電話があり痛みが激しく救急車で病院に運び込まれた、とのこと。マリアンは彼に手術が必要で、それも結婚相手のブライアンが最適と説得するのだが、彼は信用せず、承諾のサインを拒む。そして、母親に助けを求める電話をする始末。
マリアンは母親に彼の事を知らせなかったことを詫びながらも、彼に手術の説得をしてほしいと頼む。母親グランは息子のスティビーにはどうなるかもわからないので知らせる必要はないことは同意する。
突然、元夫の容態が急変したとの知らせ。手術の承諾のサインは妻であるマリアンからもらったことにして、手術が始まる。執刀医は結婚相手のダグラス。同僚は事情を知っているだけに、リスクを避けるように忠告するがブライアンは首尾よく手術をやり遂げる。そして、この手術はテレビを通して放送され、記者のひとりがこの間の事情を知り、美談として放送される。
ここで一見落着、マリアンとダグラスの恋は終わったかに見えたのだが、放送で知った昔の借金取りから借金の催促がはじまる。1週間以内に金を返さなければ、治った足を失うことになると脅される。元夫は車で逃亡を計るが、自動車事故に遭い、今回は本当に命を失う事になる。

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