2013年7月22日月曜日

CBS Radio Mystery Theater [The Imposter]

メモの日時;1983年6月14日(火)
タイトル: [The Imposter]
Episode; 0612

新人の劇作家、初めての芝居が開演されるその日、その女性作家より電話があり、自分の名前を削って欲しい、と。連絡を受けたプロデューサー、驚き、印刷も既に出来ているし、その時間的余裕もない、と。ともあれ、同僚を彼女の家に向かわせる。
そこで、彼は彼女の友達に会い、彼女の気が動転していること、そして、劇作家の名前もある男の名前に変えて載せて欲しいとの彼女の意を伝える。
この劇作は、automatism(無意識的行為)によって書いた もので、真の作者はマーティン・バーベインという俳優であると。しかも、その俳優は50年も前に亡くなっている、と言う。信じられない様子の男に、彼女は昔、国連の同時通訳の仕事をしていた時からの話をはじめる。
彼女は隣の仏・英同時通訳者に意識を向けたとき、無意識下において、その通訳者と同一化し、話せるはずのないフランス語を完全なイントネーションで話したのである。
彼女の家に帰り、Qui--ja Boardの占いをしてみると、MARという文字を選ぶ。非常に疲れた様子であるので、眠りにつき、翌日、話すには、夢の中で、誰かが自分に近づき、「インディアンラブコール」が聞こえたと言う。そしてこのことより、昨夜のMARはMartinの略であり、マーティン・バーベインという男を意味していた、というのである。jその日から彼女は彼に劇を書くようにと急かされ、劇を書きはじめ、出来上がった劇作名をColon of Disireと名付けたのである。
大評判を得、彼女ととに劇場に向かい、看板のイルミネーション文字を見ると、Colon of Disire、作マーティン・バーベインとなっていた。

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