2013年7月10日水曜日

CBS Radio Mystery Theater [Little Green Death ]

メモの日時;1983年6月6日(月)
 タイトル: [Little Green Death]
Episode; 0619
 上手くいかない。昨夜も借金の返済延期をボブ・カートランドに申し込みに行くも断られ、どうしたものかと、二日酔いの辛い体で、朝、妻のルーシーと話し合っていた。 そこに保安官が現れボブ殺しの容疑でエルマーを逮捕する。
妻のルーシーは最初否定するも、犯行現場に残された拳銃にエルマーの指紋が残っており、次第に自信を失い、もし殺したとしても、それは一時の気の動転ゆえのこと、と言い出す始末。 ここに登場するのが友人であるフィル・ヘィスティング。ルーシーに思いを寄せており、この時とばかりに、親切心を装い、偶然街を訪れていた有名な女性法律家ゴードンをルーシーに会わせ、彼の無罪を証明せんとする。
ルーシーは主人の危機的状況に他の女性の世話になることに軽い嫉妬をおぼえるも、女性法律家に諭され、当初は一時の気の動転ゆえの犯行との方針での弁護を依頼するも、最後は主人の無実を信じるに至る。 殺されたボブの娘も、昔、エルマーを巡ってルーシーと恋の鞘当てをしてもおり、事は予断を許さない。
結局ドロシーの調べにより、犯人はフィル・ヘイスティングであると。その決め手は、殺人当日のアリバイで、殺されたボブの家に行かなければできない事実をフィルが隠している、と。それは彼の車。車にはグリーンのペンキがついているのだが、それは殺人当日、橋のペンキ塗り作業のとき、そこを通る車しか付着しないものであった。
犯行当日、ボブを殺し、酒場で酔いつぶれたエルマーを介抱するふりをし、酩酊したエルマーの指紋を銃につけ、現場に銃を置きに車で戻る。フィルはエルマーを罪に陥れ、愛するルーシーを今度こそはと、手に入れようとしたわけである。

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