2013年7月1日月曜日

CBS Radio Mystery Theater [Little Lucy's Lethal Libation]

メモの日時;198361()
Episode 0666



妻を殺しサナトリウムにて、女性医師の診断を受けている男。はじめは医師に抵抗するも、次第に女性がこの社会で男性に取って代わろうとする陰謀を主張し始める。
広告代理店に勤めていたこの男性は、ドッグフードの宣伝で大成功を収め、次の担当として飲料会社であるLittle Lucy's 社をアサインされる。彼が帰宅した時、妻は同社の大ヒット飲料水であるLittle Lucy's lively libationを買って帰ってきており、有名大企業の担当になったと昇進を祝うが、彼はあたかもしシベリアへの流刑の如く左遷と考え、女性の陰謀にて、男性をすべて追っ払っているのだ、と述べる。
広告宣伝関係の会社の社長も女性。彼女の指示で Little Lucy's lively libationの宣伝を担当することになるが、昔ながらの宣伝手法を踏襲するだけであり、自分の入る余地がないと抵抗するも、結局その会社に。Little Lucy's社に赴き、女社長と話をすれども、従来通りの宣伝で充分とのこと。
ある日、彼の昔の仲間の男性と話をすると、彼はLittle Lucy's社の飲料水を製造する化学式を盗み100万ドルを得ようとする計画を告げ、仲間になるように勧める。Little Lucy's社の社長に近づき、この80歳の女社長を誘惑し、飲料のエッセンスの秘密を盗むよう求められる。
言葉巧みに彼女に近づき、詩的創作力を発揮し、彼女を信用させ、厳重にガードされたコンピュータルームに一緒に入る。最初は離れたところで彼女がキーボードを操作する姿を見るだけではあったが、回を重ねるに従い次第にコンピュータに近づき、肩越しに小型ムービーで録画するに至る。
そして、計画実行の当日、コンピュータルームで、彼を完全に信用した女社長が話したことは、彼の女房も、この世を女性の天下とする一員であり、女社長は彼女の地区司令官である、と。そして彼のことを女社長に逐一報告していたことを知る。怒った彼は女房を殺し今ここにー
この診断の跡、医師が電話を受けた後した相手は広告代理店のボスの女性。「女社長は少し喋り過ぎ。処理するように、と」。女医もまた、この陰謀グループの一員であった。

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