2013年6月13日木曜日

CBS Radio Mystery Theater [Absolute Zero]

メモの日時:1983519日(木)
タイトル:[Absolute Zero]
Episode;0542

母親の死の報を受け故郷に駆けつける娘。その列車の中で見知らぬ男が声をかける。彼はその娘のことをよく知っているようで、不審に思い警戒。困った時には連絡しなさいと連絡先を案内し別れる。
子供の頃からの馴染みの使用人に迎えられ、自宅に戻った彼女。驚くことに義理の父によってすでにお葬式はすまされ、母は墓に埋葬されていた。お墓に赴く娘。しかし、そこで見たものは、お墓を探る人影。その人物は列車であった男性であった。
娘は義理の父の待つ島、Snake Islandに向かう。娘は義理の父を快く思っておらず、またこの島も嫌っていた。早々に島を引き上げようにも天候が悪く一夜を島で過ごすことに。
一方、列車で出会った男は司祭のもとを訪れ、自分は保険会社の調査員であることを告げる。彼の説明によれば、娘の母親にかけられた保険に疑惑を持ち、その受取り人である義理の父を調査しているとのこと。そして、お墓にある母親の柩には何も入っていないはず、と司祭に告げ棺を確認。彼のいうとおり、棺には何も入っていなかった。そこでその男性が出した推理では、彼女の身が危ないと、急いで島に向かう。
一方、島では彼女の身に危険が迫る。義理の父に拘束され連れて来られた部屋には亡くなった母親が横たわっていた。化学者である義理の父は、彼女を再び生き返らそうと血抜き処理などを施した後、絶対零度(Absosute Zero)の状態で「冷凍保存」していた。そして、彼女を蘇らすためには母親の血と親和性の高い彼女の血を必要としていた。彼女に保険金をかけたのも、蘇生に必要な機材などを揃えるためであった。
危機一髪のところで使用人と保険調査員である列車の男が現れ、彼女を救いだす。一同が島を脱出した直後、島の館が大爆発。救出の際に使用人が放った銃弾が機材に当たり、ガスが爆発したわけである。
身元を明かした保険調査員はその後、その娘と結婚することになる。

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