2013年6月5日水曜日

CBS Radio Mystery Theater [A Point in Time]



メモの日時:1983512日(木)
タイトル:[A Point in Time]
Episode;0536


主人公と友人のふたりのバックパッカーがサンンタフェに向かい夜間の山を歩いていると、突然の爆発音、そして自動車のクラクション。このような山中で何事かと崖をよじ上ると、美しい女性と1920年代の年代の車のパッカード。爆発音はラジエターのオーバーヒートの音であった。車の修理を終え、彼女と町へ。しかし、このような山中に町などないはずであるが、彼女の案内で、地図にも出ていないシルバーストーン町に到着。その町は見ると昔の映画に出てきそうな、1920年代風そのままの町であった。彼女の家に行く。彼女の父親らしき男が現れ、泊まってゆけと薦める。友人は彼女に夢中となり、数日滞在する、という始末。しかし、父親らしき男が、バックパッカーであるビジターをこの町から生きては帰さない、といった言葉を漏れ聞いた主人公は寝込んだ友人を叩き起こし町から逃げる。
が、逃亡の途中、車に遭遇。出てきたのは保安官。サンタフェへと辿る途中と説明するも、無理矢理に逮捕される。この男もシルバーストーンの住人であり、町の留置所に拘束される。弁護士を呼んでほしいといった願いも無視される。
翌朝目覚めると友人が消えている。その理由を保安官に訪ねると、この町に連れてきた彼女が現れ友人を留置所から出して一緒に出て行った、と。そしてそれから数日後、友人が突然主人公のもとに現れる。彼が話すところによると、この町の住人は宇宙人であり、自分の惑星の環境が悪くなったので、その代わりに地球を征服にやってきた、と。この町が彼らの前線基地であり、それも3日前にできたとのこと。
そのとき、巨大な爆音、そしてジェット旅客機が上空を飛ぶ。彼女、そしてその父親らしき男は驚愕する。この父親らしき男は、タイムスリップの時間設定の担当者であるのだが、時間設定を50年ほど前に設定してしまい、1920年代のテクノロジーをもとに地球制服を計画していたのである。これでは地球制服など無理と一旦撤退し再度地球に戻ることに決定。友人は彼女ともに宇宙に行く、という。主人公は殺されそうになるも、宇宙人の地球侵略など誰も信用しないから彼を助けてほしい、といった友人の願いを受け止め、宇宙人は地球から去る。

そして隔離病院での主人公と医師の会話。主人公は山から下りて、宇宙人侵攻の話をするも、誰も信用せず、この病院に1年以上隔離されている。主人公は退院を求めるも、もっと環境のいい病院への転院を告げられる。そして、その転院への移送の担当者として現れたのは、友人と彼女。彼らは再び地球に戻っていていたのである。

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