2013年6月18日火曜日

CBS Radio Mystery Theater [The Deathly White Man]

メモの日時:1983525日(水)
タイトル:[The Deathly White Man]
Episode;0541

両親を亡くし貧しくも美しく育った女性リンダバークレイが、名家リンダベル氏の依頼に応募し、彼の妻の看護を引き受けることに。彼女は階段より落ち、頭部に傷を負い、車椅子でしか動くことができなくなっていた。
リンダベル夫人のもとに列車で赴く途中、若い男性に話しかけられる。魅力的な女性に故に声をかけた、と。そして、話の中で、その男性が雇い主の息子テッドリンダベルであることがわかる。彼は母親の現状を全く知らないようであり、父親とも音信不通のようであった。
駅に迎えにきた男ジェイソングリーズ、彼は元リンダベル家で働いていたメイドの息子。母親共々一度辞めたリンダベル家で働いており、テッドが育ててもらった家政婦のバンテ夫人は既になくなっていた。
湖に浮かぶお城のような家に跳ね橋を渡り到着。到着のよる、2階に眠るリンダは3階から聞こえる得体のしれない「叫び」になやまされる。
翌朝、家政婦のグリーズ夫人に不思議な物音のことを尋ねられ、その事を話すと、家やお墓が風に当たって出る音でる、と。そして、グリーズ夫人に早急に引き上げるように伝えられる。その時テッドが現れ、グリーズ夫人に自分の許しを得ないでリンダに退去をつげたことを非難する。
そうしているうちに、テッドが消え去る。ニューヨークに戻った、と。彼女一人残されることになるが、ジェイソンより、この家の秘密を知ることになる。
テッドは実は家政婦グリーズ夫人の子供であり、ジェイソンと兄弟であること。リンダベル家の主人は、リンダベル夫人の産んだ子供が、この世のものとも思えない醜い姿であり、そのことを隠すため、同時期に子供を生んだ家政婦グリーズ夫人の子供と「交換」しテッドをリンダベル家の子供として育て、「醜い」実の子供をこの家に閉じ込めた、と。ジェイソンはこの秘密をもとにリンダベル氏を脅迫しようとしていたのである。
秘密を明かしたジェイソンはリンダを地下室に連行。そこには、テッドと、醜い姿の男が閉じ込められていた。醜い男はジェイソンと争いに拳銃で打たれるが、ジェイソンを絞め殺す。悲劇は終わりを告げ、リンダベル氏はリンダに対して、どのようにしてこの埋め合わせをすればいいかとの言葉に、テッドはリンダに結婚を申し込み大団円、と。

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