2013年9月19日木曜日

CBS Radio Mystery Theater  [The Tunnel Man]

メモの日時;1983年8月10日(水)
タイトル: [The Tunnel Man]
Episode; 0712



始めにgive up宣言するとは情けないが、私の英語力の無さ故か、想像力の無さ故か、双方相まっての結果故なのか、このエピソードは何が何だかさっぱりわからない。そのことを「宣言」して、とりあえず理解した範囲のメモを書いておく。
大地震の危機が翌日に迫る可能性が高く、騒々しい世相の中、地震予知を調査する研究者が自然の地殻変動ではありえない現象を確認。何事が起きているのか頭を悩ます。
そんな時、銀行強盗が発生。しかし不思議なことに厳重に管理された金庫におさめられた100万ドルには手も触れず、新札で連番もはっきりしている1万ドルだけが消えている。そして、金庫の床下は硬い岩盤であるにもかかわらず、ダスト状になっていた。
しばらくして銀行に車椅子に乗り、黒メガネをかけた男が現れ、責任者であるマネジャーを呼びだし口座開設を申し出る。金額は1万ドル。利率は1万%と。そして取り出したお札は銀行の金庫から消え去った新札であった。銀行のマネジャーは警察に通報。その男は拘束される。
場面は変わり市長室。想定される地震発生の可能性を踏まえ、市民への退去命令を出すか否かなどに忙殺されている市長に、警察からの連絡で銀行強盗で拘束された男が面会を求めている、と。ただでさえ忙しい中、銀行強盗に会う理由などないと渋る市長を説得し、留置所を訪れるが、男は消え去っていた。床は銀行と同じくダスト状態。
役所に戻った市長、面会を求める男が市長室に来ている、と。なにゆえに、との市長の問いに対し、自分が銀行強盗であると告げる。驚いた市長は警察署長に連絡。署長も到着。
その男が言うには、自分は地下を掘り進む「船」を開発した科学者であり、その「船」は硬い岩盤も切り崩し、また、魚雷のようにターゲットを定めた岩盤を破壊することができる、と。論より証拠ということで、窓から見える半島の破壊を指示。目の前で半島が海の中に消え去ってゆく。その男は放射能汚染の被害者で、地底環境にしか住むことができず、現在地下に帝国をつくっており、そのために必要な100万ドルを要求する。
新しい人物の登場。軍を率いる将軍が100万ドルを持ち現れる。彼が言うには、大統領令で明日から発令される戒厳令下大統領を補佐することになっており、市長も自分の管理下として行動するようにと命令。100万ドルを要求した気の狂った科学者との交渉の最前線に立つと言う。そして、単に100万ドル渡すつもりはなく、対策として気の狂った科学者の開発した「船」を追尾し、破壊する、と。その位置を把握し、自信満々に気の狂った科学者と話はじめるが、「船」もすばやく位置を変更し追尾が不能との結論。結局は後数時間後に迫った予定地震発生想定前にスムーズに脱出することで話が終わる。
といったことなのだが、何のことかさっぱり。まず、地震発生と地球船の地殻破壊との関係がよくわからない。また、地下帝国をつくるために資金が必要であれば、勝手に銀行から持っていけばいいだろうし、なんのために手間をかけた要求をするのだろう。英語力と想像力のある方にお任せするしかなさそうな物語である。

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