2016年1月17日日曜日

CBS Radio Mystery Theater  [Double Zero]

メモの日時;1983年8月26日(金)
タイトル: [ Double Zero]
Episode; 0570


ある男が殺された。報道で知った男が、殺された男の遺留品であった20ドル札は自分のものだと警察に知らせる。彼はゼロをふたつ(double zero)書き入れた20ドル札5枚を家主のフェンストマーカーに今月の家賃として支払ったと証言する。警察は家主に会って確かめると、彼はこの100ドルを私立探偵のルーサー・ベンホールに支払い、妻の素行調査を依頼した、と言う。
婦人にその相手を聞き、その男がフェアチャイルドということが判明する。彼は尾行されていることは知らなかった、と言う。しかし、ある婦人が現れ、私立探偵のルーサーがチェロキー通り9?11で、女性連れの男と口論するのを見かけ、二人は車に乗り込んで走り去ったという情報をもたらす。
そしてその車の番号から所有者はフェアチャイルドであることを確認した警察は彼に私立探偵と口論したことを認めさせ、容疑者として取り調べを開始する。

ここで新たな登場人物。男と女。フェアチャイルドが疑われていることを知り、新たな登場人物であるジュリアスに命じ、殺人に使用した38口径の銃を彼の身辺から見つかる細工をするように命じる。警察はフェアチャイルドの机の引き出しから見つけ、彼の容疑は決定的なものとなる。

警察は殺されたルーサーの女に会い、話を聞くと、殺される前日に彼からすこい金儲けのネタを見つけた、とのこと。フェアチャイルドの件など取るに足りないものであり、政府絡みの案件だと言う。ルーサーはその男と会う約束をしていたことを知り、メモ帳からその男がクオーレス氏であることが分かる。

この情報を得た警察は、情報提供者のマンソン婦人に会い、クオーレス氏のことを聞き、彼がフィクサーの仕事をしている事を知る。当局のクレーマン警部はクオーレス氏のもとを訪れ、ルーサーとの面談のことを聞くが彼はそのことを否定する。クレーマン警部が帰った後、クオーレスと秘書と称する女性は、どうもクレーマン警部の捜査は、彼個人の資格で動いていると推論する。

その時、ジュリアスから電話。おしゃべりのマンソン婦人が昨日クレーマン警部と話をしていたことを知らせる。女はクレーマンとマンソンをすぐに殺せと主張するが、クオーレスは彼らを買収しようと決心する。
しばらくしてくレーマン警部のもとへマンソン婦人が現れ、どうも尾行されていると知らせ、その男の印象から写真で確認すると、その男はジュリアスであることがわかる。この男は悪人なのだが、今まで証拠がとれず逮捕できなかった。
マンソン婦人の部屋。クオーレスと女が現れ、口止め料をだすから協力してほしいと言い出すが、クオーレスは隠しマイクを予想し慎重に事を運ぶが、ジュリアスがあわててすべてを喋りだしたとき、クレーマン警部が現れ完全に包囲されていると告げる。
クオーレスは400万ドル出すから見逃してくれ、と。自分の仕事は国家の安全がかかっているというが、結局は逮捕される。彼らは国際的フィクサーとして、政治家を買収するなどの動きをしていたところをルーサーに感づかれ、殺してしまったのである。

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