2016年1月14日木曜日

CBS Radio Mystery Theater  [The Briefcase Blunder]

メモの日時;1983年8月24日(水)
タイトル: [ The Briefcase Blunder](音声は左英語タイトルをクリック)
Episode; 0652


タクシードライバーのハリー。客を下した直後ブリーフケースの置き忘れに気づき呼び戻そうとするが、客は去ってしまう。ハリーはブリーフケースの中を調べるとお札がびっしり。ハリーは家に戻り、これで夢のパリ旅行と妻のマリーに告げる。
怒るマリー。ブリーフケースをお客に戻すべきだとハリーに迫る。客がスカッシュのラケットをもっていたことを手懸りに、マリーは客が下りた辺りのスカッシュコードを調べ出し、ハリーにブリーフケースを持ち主に戻すべくスカッシュコートに向かわせる。
受付で事情を伝え、該当する人物のもとに。スカッシュのプレーをしていた人物の人相を確かめその人物の元に。しかしその人物スローンは、自分の持ち物ではないと受け取りを拒否し、タクシー会社に戻せばいいだけのこと、と言い出す。
自宅に戻ったハリー。妻のマリーは何かの違和感を感じ、ハリーが陰謀に巻き込まれているなどと想像豊か。結局警察に戻すことになる。警察に向かったハリーは責任者への面会を求めると、現れた人物はスカッシュコートでスローンとプレーしていた男。この署の責任者フランク・ベンダーと名乗る。訝しく思いながらも、事情を説明し自宅に戻る。
自宅に戻ったハリー。妻のマリーと話をしていると突然の訪問者。ボスの命令でブリーフケースを取り戻しに来た、と。ボスはタクシーの番号を覚えており、タクシー会社にブリーフケースを取り戻しに行ったが無いとのことで、ハリーの家に来たとのこと。ハリーは警察に戻したと伝えるとなにもせずに帰っていった。
ハリーはベンダ警部に連絡。直通電話を伝えられ、翌日警察を訪れ、昨夜の不審人物の事を話し、その人物の特徴から、その男は麻薬事件からんだジョーという男であることがわかる。ハリーを警察の保護下に置くとともに、話の経緯からベンダ刑事はスカッシュ仲間のスローンを疑っているような感触を得る。
翌日のスカッシュコート。ベンダとスローンのプレーの合間にブリーフケースの話。ブリーフケースには4万ドル入っていたとのベンダの話に、スローンは一瞬驚きの表情を見せる。
スローンとジョーの電話での会話;ハリーが1万ドル抜き取っているから取り返せ、と命令。ジョーがハリーをガレージで待ち構え1万ドルを戻せと要求するが、ハリーはなんのことか分からず、1万ドルなどもっていないと否定するのみ。ジョーが去ったあと警察に連絡し、乱暴されたとこと、そして,「1万ドルのことなど自分は抜き取っていないと説明するとベンダ刑事はすべてわかっているから心配するなと伝える。自宅に戻り妻のマリーに話すと、1万ドルはベンダ刑事が抜き取ったといった豊かな想像力を話すが、ハリーはベンダ刑事を信頼していると伝える。
妻はベンダを疑う
警察はジョーを逮捕。ハリーはベンダ刑事に呼ばれスローンを罠にかける虎アップに協力してほしいと伝えるハリーは快諾。プランを説明し実行に移す。
場面はスカッシュコート。ベンダはスローンに麻薬の捜査の状況を確認する。その後ハリーからの電話。タクシーでハリーはスローンにジョーの正体を調べだしたこと、そしてそのボスがスローンであり、麻薬に関与しているといったことを告げ、口止め料として1万ドルを要求する。勿論これはベンダ刑事とのプロットの一環である。
8時に1万ドルを受け取る約束をし二人は会うも、ハリーはスローンに銃で脅され隠れ家に。そこにはベンダ刑事が待ち構えておりスローンが逮捕され一件落着。
その後ハリーはベンダ刑事よりタクシー用の車を貰うかわりに、乗客の話に耳をすませ事件の匂いをかぎ出す覆面警察官のひとりとして活躍することになる。

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