2016年1月23日土曜日

CBS Radio Mystery Theater  [Whose Little Girl Are You?]

第百九話

メモの日時;1983年8月29日(月)
タイトル: [ Whose Little Girl Are You?]
Episode; 0576


向かうところ敵無し、不敗のチャンピオンが敗れた。彼女をテニス界のトップにすることが夢であった父親は、母親の反対を押切り子供の頃から厳しい練習を課してここまできたのだ。
試合に敗れた日、父親の反対にもかかわらず彼女は外出し、記事を狙うスポーツキャスターの男と話をする。彼女が何故、得意の技(バック??)を使わなかったのかと尋ねると、彼女はその技を悪魔に売り渡した、と言う。そして、何となく彼女が自殺するような気配を感じる。

自宅に戻った彼女は2階に上がり寝るのだが、夜中に自殺が心配になったスポーツキャスターに起こされた父親が彼女を見に上がると、案の定、睡眠薬を大量に飲んで自殺を計っていた。

彼女を大至急病院に運び入れ、手当を施すが、彼女はその間、悪夢にうなされ続ける。まだ若い頃知り合った男、フォットボールの名選手であるが、化学者として生きていこうとしている彼は彼女に結婚を申し込む。しかしテニスの試合が続き、結局彼は彼女から離れてゆく。

次に出会った男。大金持ちの息子であったが、賭け事に手を出し、家族からの援助も得られず、すぐに5万ドル返却しないと殺されると彼女に話す。そして、彼女にわざと試合に負けるように頼む。彼女の一生そのものであるテニスでインチキなゲームをする。人が悪魔に魂を売るように、彼女はテニスの得意技を悪魔に売り渡す。そして、彼は大金を手に入れ。。。

そして彼女の意識が戻る。そこで、スポーツキャスターは彼女に結婚を申し込む。うわ言で事実を知った父親も結婚を許し、彼女は幸せになる。

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