2013年5月22日水曜日

CBS Radio Mystery Theater [ The Lost Tomorrow's]



メモの日時:19831983429日(金)
タイトル:[The Lost Tomorrow's]
Episode;0750


メキシコのユカタン半島、マヤ文明の神秘。夫婦の洞窟探検家がマヤ文明の遺物を求め洞窟へ。いくつかの洞窟を探検し、遺物を見つけ成果を上げる。しかし、The Lost Tomorrow'sと呼ばれる洞窟に入るに及び、現地人の案内人の老人と孫娘に強く反対される。この老人は先祖と交信ができる人物であり、聖なる数字の9の日、9月9日に聖なる洞窟に入っては生きて帰れない、と。これを迷信とし、洞窟に入る。
この洞窟Cave The Lost Tomorrow'sは他の洞窟と異なる雰囲気。9つの経路、9つ目の石室など聖なる9の数字をともなうこの洞窟を進むに、人骨が残っていたり、聖なる鳥が襲ってきたりしながら9つ目の石室で地底湖に出合う。そこで不思議が現象に遭遇し、初日を終える。
洞窟から戻り、老人の反対を迷信とみなし、再びCave The Lost Tomorrow'sに入り、地底湖の流れの中に9個の墓とそこに祀られた9個の遺物(compassionate cross)を見つけ、持ち帰る。その遺物は案内人からお守りにと身に着けていた飾りと同じ形で、サイズが大きいものであった。
キャンプサイトに戻るとこの後、不思議な出来事が起こる。 部屋中が何処から得体の知れないローソクで照らされていたり、浜辺で未だ完熟せず落ちるはずのないココナツが夫の頭近くに落ちてきたり、老人の孫娘が古代の船が浮かび上がり、そして海の底へと消え去り、網だけが残った、と。老人もその姿を認めており、孫娘から網を手渡されていた。
探検家の夫はその網を渡すように老人に告げ、嫌がる老人よりその網を手にし部屋に戻る。部屋に戻るとまた不思議なできごとがおきる。夫人が首を締められると叫ぶも何も見えない。しかし、首筋にはロープの痕が残っていた。
翌朝、夫婦が目覚めると部屋中が荒らされ、聖なる遺物がすべて消え去っていた。最初は老人と孫娘がもちさったと疑うが、ふたりが現れ、すべてはCave The Lost Tomorrow'sに戻された、とのお告げを伝える。夫婦は洞窟に駆けつけると、すべてがそこに収まっていた。老人と孫娘も現れ、首輪をプレゼントするので、それをお土産に洞窟を離れて欲しいと懇願する。夫人は了解するも、主人は老人の忠告を無視し、聖なる遺物を、結局は急激に水量の増えた地底湖の水に呑み込まれ、夫婦共に命を失うことになる。
メモ:最後の水に呑み込まれる部分はきちんと聴き取れなかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿