2013年5月29日水曜日

CBS Radio Mystery Theater [The Secret of the Aztecs]

メモの日時:198356日(金)
タイトル:[The Secret of the Aztecs]
Episode;0687

地質学者の主人公、砂漠の山に残る貝の化石の写真を撮るため砂漠のハイウエイに。ガソリンスタンドで、夜は走らないほうが言い、と言ったスタンドのサービスマンの忠告も聞かず夜の道へ。途中、ラジオ放送で、この砂漠で4名が死亡とのニュース。事故か他殺かは未だ不明との保安官のコメント。不安に思っているとき、突然、車の故障で立ち往生。運良く通りかかった老人の車に載せてもらう。
この老人 、街に向かうと思いきや、主人公の希望を無視し、老人の自宅に連れてゆく。そこは1912年代の家具で飾られた家。そこで語るには、自分はアステカの宝を守っており、自分には後継者がいないので、主人公にその役を託したい、と。亡くなった4名はその任にあらず、主人公に白羽の矢を立てた、とのこと。
で、宝の眠る洞窟に主人公を案内。遠く離れたアステカの地からこの地に財宝を移したが、アパッチ族の襲撃を受け、ひとり残った老人の先祖から代々洞窟の宝を"Savage"から守り続けている、と。そのとき、Savageからの防御のため渡された銃が暴発し、老人を殺してしまう。
なんとかハイウエイに出て、通りかかった車に乗せてもらい、老人を殺したと話すも、その老人は60年前に亡くなっている人物であり、車はそのまま病院に。医師に話しても信じてもらえず、駆けつけた保安官に砂漠で亡くなった4名を殺した犯人とみなされる。
自分の無実を信じてもらうべく、保安官にすべての出来事を話し、少し信用してもらい、その証明にと老人の家に同行する。しかしそこは先ほど見た1912年代の面影など何も残らない、キャンプに使っている小屋となって現れた。
そこでの話の中で、ふと保安官の腕をみると、老人が宝を狙うSavageの特徴として説明した刺青があり、保安官こそが老人の怖れたSavageであることがわかる。亡くなった4名も保安官が殺していた。宝のありかを問いただされるも抵抗。身に危険を感じても、何かが起これば、この地に二人で来た事を知っている医師と車に乗せてくれた人物がいるから手を出せない、と話すも、そこにその二人が登場。この三人は共犯者であった。
宝のありかを話そうしない主人公に、自白剤らしきものを投与。宝のありかの目星のついた保安官は、もう用済みの二人を殺そうと。一人は殺すも、医師は自分が死ねば主人公から宝のありかを聞き出すことができないように「保険」をかけており身を守る。
そして3名で洞窟に。しかし保安官は罠に陥り深い谷に落ちなくなる。なんとか危機を脱した主人公、公衆電話から電話をかけようとすると後に「保安官」。実はこの男は保安官と双子の兄弟。よく見ると、冒頭でのガソリンスタンドのサービスマンであった。彼は保安官のことをよく思っておらず、主人公に危害を加えることもなく別れる。その直後、医師が登場。二人で宝を山分け、との提案に対する主人公の答は、医師を射殺すること。これで宝の在り処を知るのは自分ひとりだけ、との主人公のセリフで、その続きに余韻を残し話は終わる。

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