2013年8月2日金曜日

CBS Radio Mystery Theater [The Different People]


メモの日時;1983年7月1日(金)
タイトル: [The Different People]
Episode; 1331



アレンとジェリーの若いふたりの人類学者。古い家を共同で借り、部屋の整理をしていたとき、古い手紙が大量に入った箱を見つける。好奇心にかられ読み始めると,1865年、南軍の大尉ティモシー・パトレッジから妻のサマンサに宛てた手紙である。そこには、1865年、南軍が降伏に到るも、彼を含め3名だけが弾に当たることもなく生き延びた。その理由は、人生を長らえる秘密を得たのだ、と。
アレンはこの手紙に示す西部のNew Jerusalem の地を辺地に探し、この秘密を解明しようとジェリーに話すが断られ、結局インディアンのガイドとふたりで旅にでる。何日か、山また山を歩き、突然銃をもった女性に襲われ、ガイドのインディアンは追い返され、彼ひとり連れて行かれる。途中、昨夜の雨で滑りやすくなった石にスリップし、75フィートも滑落するが、奇跡的に怪我もせず集落に至る。
落下事件の体験から、その娘スザンナはアレンも自分たちと同じ仲間(different man)であると父親に説明し集落に滞在することに。最初はこの父親のことを大尉の孫と思うも、実はその本人であり、200年近く生き続けていることを知る。娘はアレンを船から激流に突き落とし助かるのを見て、同じ仲間であることを再び確認したりもする。
アレンは彼らが止めるのも聞かず、この集落の存在を世間に知らせようと村を出る決心をするが、大尉は去ろうとするアレンを撃つ。が、彼には弾は当たらない。そして、彼が置いていったラジオから、大調査隊が集落に来る事を知った大尉は、他人の好奇心の対象となることを拒み、全員で死を選ぶのである。
調査隊が到着し発見したのは、崖から飛び降りて死んだ住民の死体だけであった。大尉は、「静かな生活が乱されるのであれば、死に到らん」との言葉を残し、息絶える。

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